ご挨拶

ご挨拶

 

 1977年(昭和52年)10月、六畳一間の教室で育英センターは産声をあげました。

 一人の生徒と一人の教師との出会いから始まった小さな学習塾は、「育てたい・教えたい」という教育への情熱をもった教師たちと、「もっと知りたい・もっと学びたい」という学問への探究心をもった生徒たちが集い、約半世紀が経とうとする今も、地域の皆さまのあたたかいご協力をいただきながら、富山・石川・福井の北陸全県で成長を続けています。

 私は長年、学習塾で子どもたちと触れ合うなかで、子どもたちとより深く関わりたい、学力と同時に人間力も養いたいという思いを膨らませ、「学校創設」という夢を抱くようになりました。実現までには幾度もの挫折がありましたが、2005年(平成17年)4月、念願叶い富山県初の中高一貫校となる片山学園中学校・高等学校を富山県富山市に開校し、さらには2019年(平成31年)4月に富山県初の私立小学校となる片山学園初等科を富山県射水市に開校。2年後の2025年4月には、その初等科に全6学年が揃い、小中高12年間一貫教育が完成する予定です。

 少子化の時代だからこそ、一人ひとりの個性を輝かせる特色ある学校が必要だと私は考えています。我が国の教育も、これまでの歴史と比較にならないほど変化の激しい現代社会において、新しい形を模索し、大きく変わろうとしています。

 知識や技能だけでなく、思考力や判断力、表現力が重視され、主体性を持って多様な人々と共創する生き方が求められる時代を生きる子どもたちには、その資質や能力を確実に身に付けていくことが不可欠です。片山学園は、社会の変化を機敏に捉え、将来像を描き、新しい時代に必要な力を見極め、迅速に対応できる自由度の高い学校です。従前の常識や慣例にとらわれず、柔軟に対応していきます。

 開校20周年を目前に控え、これまでに片山学園を巣立った数多くの卒業生たちが、国内外を問わず様々な分野で活躍しています。どのような職業や立場にあっても、自ら考え、自ら行動することが必要とされます。片山学園は、子どもたちが「自ら学ぼうとする心」「自ら成長しようとする姿勢」を育み、子どもたち一人ひとりの可能性を信じてそれを開花させ、未来を切り拓く力を育みます。日々の授業はもちろん、学校行事や海外研修、卒業生や社会人との交流など、片山学園での学びや経験、仲間との12年の固い絆がそれを実現させます。

 片山学園は生徒が主役の学校です。生徒が夢をもち、学習や学校活動に打ち込み、いきいきと活動し、切磋琢磨し合える場所です。夢や目標の実現のために頑張る生徒を全力で応援する教師がみなさんを待っています。同じ志をもつ仲間とともに、みなさんの夢をぜひ片山学園で一緒に叶えましょう。

 

学校法人片山学園
理事長 片山 浄見