主体性とチャレンジ精神でDXに挑戦 八木 慶太さん 3期生 慶應義塾大学 法学部卒

公開:2023/6/7更新:2024/4/24

主体性とチャレンジ精神でDXに挑戦 八木 慶太さん 3期生 慶應義塾大学 法学部卒

2023/4/23(日)開催の第1回学校説明会で、卒業生3名による卒業生座談会を開催しました。

3期生で富山市出身の八木 慶太さんは、慶應義塾大学 法学部を卒業後に県内企業に就職。
未来を見据えたキャリアアップを目指し、昨年IT企業に転職して県内で働いています。

八木さんの担任だったS先生曰く、昨年度の内容が参加者に大好評だったので、2年連続の登壇をお願いし快諾頂きました。

中学受験をした理由と片山学園を選んだ理由は?

親の影響と、高学年時に通っていた育英センターの中学受験クラスで、一緒に机を並べていた友人に触発されたこと。
色々なことを学んでみたいという気持ちもあり、中学受験へのチャレンジを考えました。

片山学園と他校の2つの中学受験の選択肢がある中、すごくキレイな新築校舎、研修プログラムなど充実したコンテンツ、ハードとソフトの充実が明らかで、そういった部分にすごくワクワクした記憶が残っています。

寮生活で良かったことは?

中学時代に寮に住んでいたことがあり、親元を離れることで分かるありがたみを、この時期に感じることができたのは今でも良い経験です。

自分でも勉強のスイッチを入れたいと思っていた時期で、友達との楽しい遊びの時間を過ごしながらも、親元を離れ独立して過ごすことで、勉強の計画やその実行など成績の急上昇を寮生活で実感しました。

寮に入るのにお金もかかる訳で、この非常に貴重な時間を過ごさせてくれた親には感謝が尽きません。

大学受験を意識し始めた時期は?

中学3年の3月に修学旅行があり、その際に班別学習で仲間と大学探訪を行いました。

普通は高2や高3の夏に、大学巡りやオープンキャンパスに行くと思いますが。
中学生の段階でこういった機会があることで、東京で暮らし大学に通うイメージができて、勉強への意欲が更に上がったのを憶えています。

受験に対する勉強時間は?

平日は5〜6時間、休日は10〜11時間ほど勉強しました。

京都大学に進学してませんが、この当時にたまたまお土産でもらった、京都大学と表紙に書かれたノートに勉強時間などまとめていました。

片山学園の勉強は学校管理型と自己管理型のどちら?

現在の学校を外から見ると、Googleなどの様々なICTツールを含めた、ソフトとハードの充実がとても羨ましいです。

社会で仕事を始めて進捗管理などが可視化されると、自分も周りも仕事を進めやすく。
同様に学習でも先進的なツールで進み具合を見える化するなど、当時にも自己管理しやすい環境があればと、令和時代の片山学園に通いたかったです。

過去を思い起こすと、勉強は学校管理型と自己管理型のハイブリッドだったと思います。

見える化できる便利なICTはありませんでしたが、少人数で先生達がきめ細かく面倒を見てくれて、信頼関係をベースに学習状況を先生と共有できている一体感は忘れられません。

印象に残る行事は?

主体性とチャレンジ精神でDX挑戦 八木 慶太さん 3期生 慶應義塾大学 法学部卒

色々な行事があるので、それぞれが印象に残っています。学園祭や運動会はどの学校もありますが、多彩な研修プログラムの充実が特徴だと思います。

コロナ禍だった隣のお二人を始めとする、後輩達には申し訳なく心が痛むばかりですが。
英国語学研修など富山の外の様々な世界を見せてもらえる、そういった機会がすごく貴重だったと実感しています。

最近、多様性やグローバリズムが叫ばれていますが、10年以上前からこの時代の到来を見越し、入念に準備されたカリキュラムに大いに刺激を受けました。

片山学園で学んだ事で一番大切だと思うことは?

主体性とチャレンジ精神でDX挑戦 八木 慶太さん 3期生 慶應義塾大学 法学部卒

片山学園で育んだ主体性やチャレンジ精神が、現在も大いに活かされている一番大切なことだと思います。

長い年月でカリキュラムなどの変化も多いと思いますが、富山県初で現在も唯一の私立の中高一貫校、少人数でハードもソフトも贅沢なこの環境は、今も変わってないのかなと思います。

少人数で先生のサポートも厚く、勉強に行事や部活などでのモチベーションの低さや惰性走行が、すぐに先生にバレるんです(笑)

ただこれは逆に言うと、人数の多いマンモス校だと、埋もれることも多いと思うのですが。
少人数だからこそみんなが主役で、チャンレンジの成功や失敗など、多様な経験が自己肯定感や主体性に繋がっているのかなと思っています。

チャレンジ精神という意味では、学校や先生自身がICTの駆使などに積極的にチャレンジするとともに、時代に合わせたアップデートを怠っていない印象で。

富山という場で、独自の取組に果敢に挑戦する環境に身を置けること自体が、全体や個々のチャレンジ精神を生み。
それがあったからこそ、進学で東京に上京しても引っ込み思案になったりとかもなく、この場に身を置けたことに本当に感謝しています。

社会に出て最近は色々考えることも多く、人生100年時代の到来とともに、サラリーマンの転職が当たり前になり。自分で考えチャレンジを怠らず、線路を描きキャリアを重ねていくのにも、主体制とかチャレンジ精神がすごく大事だと思っています。

主体性とチャレンジ精神でDX挑戦 八木 慶太さん 3期生 慶應義塾大学 法学部卒

最後になって申し訳ないのですが、前に書いてある県内企業を退職して、昨年の9月から某IT企業に転職しまして。。。(苦笑)

前職では業務効率化などのDXに携わっていて、今の新しい職場でも引き続き金融関係のDX支援を行っています。今日始めてこの場で先生達に伝え、以前の勤務先の会社名のままで。。。(苦笑)

小6に戻れるとしたら再び中学受験をして片山学園に通いたいですか?

本音でイエスです。
正直、こんなに恵まれた環境で、他に選択肢はなかったと思ってます。

先ほどと被りますが、主体性を持って色々なことにチャレンジできる環境は本当にありがたく。
お金を出して片山学園に通わせてくれた親に、感謝の言葉が尽きないぐらい楽しい中高生時代で、今となってはかけがえのない良い思い出ばかりです。