Topics

日々の話題を掲載します

AIG高校生外交官渡米プログラム(AIG High School Diplomats U.S. Program/HSD U.S.)に参加(7/17~8/8)

2018.08.10 掲載

高校生外交官プログラムとは、高校生が言語の壁を越え、異文化の壁を越え、 自分の中にある壁をも乗り越えて国際交流を超えた人間交流を実現させることを目的としたプログラムです。夏休み期間中の約3週間を使って、日本の高校生を高校生外交官(High School Diplomats)として米国に派遣します。AIG損害保険株式会社による1987年の発足以来、約1500名の日本の高校生が米国に派遣され、現地で同数の米国の高校生とエクスチェンジプログラムに参加しています。
今年は片山学園から高2の片山歩花さんが参加しました。


高校生外交官プログラムの構成は①ツアー、②ホームステイ、③エクスチェンジの3つのパートに分かれています。
ツアーパートでは、ワシントンD.C.やニューヨークの要所を巡り、政治・経済・歴史・文化について、多角的な視点からアメリカへの理解を深めます。旅行などではできない政治機関、企業などへの訪問は、高校生外交官だからこそできる経験だそうです。
ホームステイでは、アメリカの日常生活を送ります。家庭生活の調査を行うなど、ミクロのアメリカに触れることができます。
日米の高校生がルームメイトペアを組み、共同生活を行うのがエクスチェンジパートの醍醐味です。午前中は文化・語学クラス、午後はプレゼンテーション、ディスカッション、アクティビティーなどを行います。


片山さんによると、今年のプログラムには日本全国から40人の生徒が参加していたそうです。彼らと共に、国連や国防総省などの国家・国際機関を訪問したり、プリンストン大学では米国の生徒と共同で生活をするなど、国際的な視野や異文化理解の姿勢を学ぶことができた非常に濃密な3週間だったとのことです。また、このプログラムを通して、国という枠を取り払い、全ての人と真の友情を築くことができたとの報告を受けています。


仲間と共に笑い、共に語り、共に成長できた3週間だったようですね。異文化を通して、人を通して、本当のアメリカ、そして本当の自分を知る大切な時間を過ごせたようです。(AIG高校生外交官プログラムHPより一部抜粋)




以下、片山歩花さんからの報告文です。

私は夏休み期間中の3週間日本全国からの40人の仲間と共に、国際社会におけるリーダーとして活躍できる人材の育成を目的としたAIG高校生外交官プログラムに参加し、国防総省や国際連合などのアメリカ国家機関・国際機関への訪問やプリンストン大学での米国生徒との共同生活を通して、国際的な視野や異文化理解の姿勢、さらに真の友情を築きました。

 このプログラムでの経験や学びを紹介したいと思います。

ワシントンDC ツアー(7/19-20,23)

主な訪問先: 国務省、国防総省、議会議事堂、IMF・世界銀行、戦争メモリアル、アーリントン墓地、議会図書館など
首都ワシントンDCはアメリカの政治の中心であり、世界にも多大な影響を与える政府機関や国際機関、公共機関が集まっています。現職の米国下院議員や国防総省で働く軍人、IMFの職員など米国内・世界で幅広く活躍する方々の話を伺う機会もあり、海外で働くことに強いあこがれを覚えました。さらに各訪問地での質疑の時間を活用してアメリカの政治や経済の現状、文化、歴史を深く多角的に学ぶことができました。


ホームステイ
(7/20-23)

私がホームステイをした家族はインド系で、家族の一員となってアメリカの文化を体験すると同時にインドという別の文化にも触れることが出来ました。さらにホストファミリーとはアメリカの多様性や移民についても話し合いました。またステイ中、スミソニアン博物館や巨大なモール、現地の学校や公共施設に連れて行ってもらい、様々な場面で日本や日本での生活との相違点、日本にいては気付かないその良さを発見しました。

ニューヨーク ツアー
(7/24-26)

主な訪問先: 国際連合、9.11ミュージアム、AIG本社、エリス島、リバティー島(自由の女神)、ニューヨーク近代美術館、セントラルパーク、ハーレムの施設など
アメリカ最大の都市であるニューヨークは多様な人・文化が共存する街です。中でも印象に残った訪問地は9.11ミュージアムと国際連合です。これらへの訪問を通して平和やテロリズム、国際協力について深く考えることができました。さらにハーレム地区でボランティアをする機会があり、アフリカ系アメリカ人の子どもたちに日本の文化を紹介すると同時にアメリカに未だ残る人種格差の実態を垣間見ました。

エクスチェンジ
(7/27-8/5)

プログラム最大のイベントであるエクスチェンジパートでは日米の高校生がルームメイトとペアを組み、プリンストン大学で共同生活をしました。文化の日や独立記念日、ハロウィン・デイなど日毎にテーマが決められており、様々なアクティビティやディスカッション、プレゼンテーションなどを通して何度も主体的な挑戦ができました。私はルームメイトと常に行動を共にし、いつも彼女に対して、そして彼女を通して自分にも本気で向き合いました。自分が周りに対して貢献出来ることは何かを考えたり、関心のある社会問題や互いの将来の夢や悩みなどについて夜通し語り合ったりすることもありました。最終日は2人で別れを惜しみ、自然と涙が溢れました。言語や慣習、考え方は違えど、互いに歩み寄り相手を理解し受け入れることによって、10日間で理想の関係を築くことができたと思います。


人生の中で最も密度の濃く学びの多い3週間となりました。心身ともに自分が成長したと実感する瞬間が何度もありました。時には自分の知識不足や未熟さを痛感することもあったので、高校生外交官の一員としてこれからも国際情勢の理解や異文化間の交流を積極的に行なっていきます。最後に、このプログラムに関わっていただいた方、合格まで手助けをしていただいた方全てに感謝します。