高校2年生 総合的な探究の時間 中間発表会
公開:2022/12/12更新:2024/7/2
高校2年生の総合的な探究の時間「個人課題研究」にて中間発表会を行いました。
課題研究をグループではなく個人で行っていることは、本校の総合探究の大きな特徴のひとつです。
各生徒が、興味・関心から自ら問いを発見し、社会課題の解決または学術の発展に貢献できるようなテーマを自ら設定しています。
本校の生徒は様々なことに関心を持っている様子が、毎年多様なテーマが出てくることからわかります。
今年は例えば下記のようなテーマが見られました。
- 『夕焼けの次の日は晴れ』の当たる確率
- 日本のエンターテイメントの悪役は変化しているのか?それはどのような変化か?
- 家族による介護を選択する理由と必要な支援
この活動は、「課題発見力」を高めることを目的としています。
課題発見力は今後の社会で特に求められている資質・能力であり、また自己の学びを自ら調整できるようになるための重要な力でもあります。
1年生のときに高めた仮説設定力を発揮しながら、新たな課題の発見に挑み続けてきました。
高1総合探究の概要については、下記の前回記事をご参照ください。
高校1年生 総合的な探究の時間 中間発表会
発表は、発表会限定のグループ内で行い、相互にチェックし合いました。
これにより普段は担当教員と相談しながら個人で活動している内容に対して、他者の視点が加わります。
あいまいな表現はないか、論理的な主張になっているか、そもそも探究可能なものになっているか、
などについて、工夫を重ねて作成したプレゼン資料を細部まで見ながら互いに確認していました。
これをふまえて、今後の論文作成へとつなげていきます。