寮長のまなざし91いい湯だな➀寮祭

公開:2025/8/3更新:2025/8/3

 ブログをしばらく、書かなかった。書けなかったというべきか。
 学校イベントは26土に宿題ダンジョンがあり、翌日の27日は高校のオープンハイスクールがあり、28日からは3日間、寮の保護者懇談会となった。3日目の夜には寮祭があり、翌日には終業式があり、昼からはぞくぞくと寮生が帰省し、午後からは全体会議、一日挟んで育英センターの小6合宿の石川・福井の児童の宿泊受け入れと、4月からの新米寮長には目白押しの日々であった。最近は、管理職が長かったので、保護者の方と面と向かって懇談するのも15年ぶりぐらいだし、個人的には自動車学校の試験と、書くネタは毎日満載だった。自分では、勤務の日にはブログを書こうと決めていたが、毎日疲労困憊のうち、気づけばほとんどの寮生が帰省していた。
 寮の保護者懇談会に来られた方には、「最近、ブログの更新がされていないので、お身体を壊されたかと心配していました」という声をかけていただいて、私の拙文を楽しみにしていると伺うと申し訳ない気持ちでいっぱいとなる。お詫びに今回は10本ほど一気に…というざれごともほどほどに。

 30日の寮祭はブログでも紹介されていたが、寮生が楽しそうなのが印象的だった。一般公開のブログには写真はぼかしがかかっていたり、わざと後ろからの写真を載せたりと、生徒のイキイキとした表情を見ることはできないが、寮生保護者にはパスワード付きのページを用意してもらったので、ぜひそちらで楽しんでいる寮生の様子を見てもらえたらと思う。寮生徒会の準備が上手だったし、企画や役割分担も見事だった。随所に工夫と楽しみも見られ、スイカを切っている寮生の包丁捌きも見事なもので、聞いてみると魚を釣ったりして、捌くのは得意とのこと。帰省の際は料理もたっぷり作るとのことだった。かき氷機は昨年片山副理事長に購入していただいたもので、かき氷の前には寮生の列が並んだ。花火ではチャッカマンの火ではなかなか火が付かなかったが、一度火が付いた花火から火を急きょ分けてもらい、花火の輪も広がった。宇賀先生には焚火を囲んでマシュマロやソーセージを焼いてもらい、火を囲んでの語らいも素敵な光景だった。スイカを差し入れしてもらったり、急遽お菓子の差し入れてもいただきました。ありがとうございました。いずれは、保護者の方にも参加してもらう行事に発展してもいいかもと思えました。
 そうそう、急遽、学校で肝試しをしたいとかで、ハロウインで肝試しをするからダメといっても聞かないので、急遽、夜の校舎探検となり、明かりがあると駄目だからスマホを置いていくならOK というと、喜び勇んで夜の校舎へ。何の仕掛けもないのに、何が楽しいのだか。
 あとで寮生に聞くと、「そろそろ寮へ戻りなさい」と私が校舎内で放送をかけた声が一番怖かったそうだ。いい湯だなという話を書こうとしていましたが、つづきはこのあと。