寮長のまなざし73留学生がやってくる
公開:2025/7/3更新:2025/7/3
男子寮と女子寮のランドリーの調整が終わり、両方とも洗濯機、乾燥機ともに5台ともフル稼働できる運びになった。洗濯機が使用が終わっても洗濯物をなかなか取りに来なくて洗濯ができずにストレスになるとの声もあったので、今後、寮生徒会と協力しながら、ルール作りを構築していく予定である。
受付前には七夕が飾ってあり、立ち止まる生徒も多くなった。寮生だけでなく、通学生も関心を持って、色とりどりの短冊を眺めているのを見ると素敵な風習だなと感じることができたが、誰が何のためにこの行事を始めたのかと疑問に思ってしまった。そういえば、土用の日はエレキテルを発明した平賀源内さんが、夏に売上が落ち込むウナギ屋のために、「本日、土用の丑の日」という看板を出すことを提案したのが、始まりとされるが、七夕は竹や笹を消費させる必要性があったのだろうか。
受付前のモニターを横目で観ている生徒や立ち止まる生徒もおり、寮の受付が賑やかになった。加えて、テレビのアンテナを開通させたので、ユーチューブのニュースを繰り返し流すだけはなく、ほぼライブのニュースに触れることも可能となった。ちょうど、明日からオーストラリアのドロマナから留学生が本校に来て、一週間ほど寮で宿泊するので、何とか間に合った感がある。
ドロマナの生徒は全員が高校生だそうだが、日本に興味があり、学校で日本語を勉強している生徒が来日するそうだ。元々は、15人全員にホームステイをしてもらう予定だったが、保護者の方々にホームステイの協力をお願いしたが、思ったより申し出てくれる方が少なかったようである。数年前の以前は、申し込みが殺到したらしいが、今回はさほどでもなかったそうである。一部の生徒をホームステイ、その他を寮を先方に提案したが、不公平になるので、全員寮に宿泊することとなった経緯がある。
せっかくの機会なので、寮生は生きた英語により触れてほしいと思う。留学生とバディとなる中学3年生だけでなく、他の学年も積極的に会話をしてほしいと思う。幸い、昨年ドロマナに留学した寮生も数人おり、昨年お世話になったので、お返しをしたいと言ってくれる寮生もいる。
留学生とはお風呂の時間をズラすので、裸の付き合いとはいかないが、おそらく、シャワーしか使わないと思うが、日本文化を体験するなら、大浴場に浸かってほしいし、トイレのウォシュレットは海外では普及していないときくので日本のトイレ文化も堪能してほしい。
お客さんをおもてなしすることで、英語や西洋文化を学ぶいい機会となればいいのだが、